血管年齢を測定できます
- 2022年12月12日
- 当院で行っている検査
寒さとともにコロナだけでなくインフルエンザも平塚で流行し始めてきました。
楽しい年末年始を過ごせるよう、感染対策は十分気を付けていきましょう。
今回は、こちらで説明しました閉塞性動脈硬化症の診断や、動脈硬化の評価に役立つ検査について紹介したいと思います。
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閉塞性動脈硬化症の診断や、動脈硬化の評価に有用な検査として、血圧脈波という検査があります。
足の血圧÷腕の血圧が0.9を下回ると閉塞性動脈硬化症 つまり足の血管が細い あるいは詰まっている可能性が高くなります(この値を「ABI」と呼びます)。
この血圧脈波によって血管年齢や動脈硬化の程度を推定することも可能ですので、気になる方はぜひ一度ご相談下さい。
尚、閉塞性動脈硬化症の診断には、血圧脈波以外に、医師による診察も非常に重要です。
足の脈がしっかり触れるかどうか触診したり、聴診器で音を聞いたりします。足の脈が弱くなっていたり、血管の雑音が聴こえたりすると、閉塞性動脈硬化症が疑われます。そのような場合には、患者さんとしっかり相談した後に治療方針を決め、希望されれば連携病院へ迅速に紹介致します。
血管年齢が気になる方や、”歩いたら足が痛む”というような症状がある方は、ぜひ一度ご相談下さい。