こんにちは！

　少しずつ温かくなり、花粉も減ってきましたね！

　前回の記事では、肺炎球菌ワクチンの2024年4月以降の変更点について説明しました。

　小児ワクチンについては、肺炎球菌ワクチンの同変更に加え、2024年4月以降、これまでの4種混合ワクチンから5種混合ワクチンの接種が可能にもなりました。

　当院には地元のお子さんで小児ワクチンで通われている方も少なくない為、”地域に根付くクリニック”として、今回はこちらについて説明したいと思います。

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4種混合ワクチン＋Hibワクチン＝5種混合ワクチン

　これまで、ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオの4種に対して4種混合ワクチン、ヒブ感染症に対してHibワクチンを別々に接種していましたが、2024年4月1日より、これら5種を統一した5種混合ワクチンを接種できるようになりました。

　接種回数として2回要していたものが、1回に減った為、お子さんの負担が軽減するというメリットがあります。

　当院でも平塚市の方針にも従い、2024年4月1日以降、該当するお子さんには5種混合ワクチンへ切り替えておりますので、ご不明な点がありましたら、遠慮なくご相談下さい。

　尚、5種混合ワクチンの接種間隔はそれまでの4種混合ワクチンと同一となります。

交互接種はできない

　尚、5種混合ワクチンについては、交互接種は原則不可となっております。

　つまり、これまで4種混合ワクチンあるいはHibワクチンを1回でも接種されていたお子さんは、5種混合ワクチンへ切り替えることは原則できませんので、これまで通り、4種混合ワクチン・Hibワクチンを継続する形となりますことをご了承下さい。

肺炎球菌ワクチンはプレベナーからバクニュバンスへ切り替え

　こちらの記事でも説明しておりますが、小児の肺炎球菌ワクチンにつきましては、2024年4月1日以降、定期接種としてバクニュバンスが承認されたことから、今後はそれまでのプレベナーよりもバクニュバンスを推奨する自治体が多くなる見込みです。

　当院でも平塚市の方針にも従い、2024年4月1日以降、バクニュバンスへ切り替えておりますので、ご不明な点は当院へ直接ご相談下さい。

　尚、5種混合ワクチンと異なり、肺炎球菌ワクチンは交互接種が可能ですので、それまでプレベナーを接種されていたお子さんも、バクニュバンスへの移行が可能です。

 

当院でも小児ワクチンを実施しておりますので、ご不明な点は一度当院にご相談下さい！